GoProで撮影した映像を見ていると、こんなことを思ったりしていませんか?
● 撮影するときに気になるあれこれ
☑ 手ブレ補正されているけど、何となく上下に揺れているのが気になる・・・
☑ あとちょっと画角が広ければ満足いく映像だったのに・・・
☑ ここがブレがもったいないなー・・・
そうです。全動画撮影者の天敵、「映像のブレ」です。
今回はこのブレをほぼ完全に補正してくれるレンズ、Maxレンズモジュラーをご紹介します!!
実はGoPro HERO 9の時代から、一眼レフのようにとある交換レンズが発売されています。
その交換レンズがMaxレンズモジュラー!(マックスレンズモジュラー)
このレンズ、「どーせ画角を広げるだけでしょ」と思いがちの方も少なくないと思います。
実は違うんです!!
今日はそんな思い込みを吹き飛ばし、Maxレンズモジュラーで新たな撮影の幅を広げていきましょう!!
最後に作例も紹介しているので良ければ観ていってくださいね!!
※以下のリンクは「GoPro HERO 9」と記載されていますが、GoPro HERO 10共通ですのでご安心ください。
Maxレンズモジュラーの4機能
まず、Maxレンズモジュラーの機能をご紹介します。この4つです!
● Maxレンズモジュラーの4機能
① 水平ロック機能:GoPro本体を回転させても水平をキープし撮影可能
② Max HyperSmooth:GoPro HEROシリーズ史上最強のブレ補正
③ Max SuperView:GoPro HEROシリーズ史上もっともワイドな画角
④ Max TimeWarp:GoPro HEROシリーズ史上もっとも滑らかなタイムワープ
まず、交換レンズといってもただ画角を広げるだけではありません。
ソフトウェア制御がしっかりしているため、↑のような機能をもたらしてくれます。
では1つずつ紹介していきます。
①水平ロック機能
GoPro本体が横に傾いても、360度GoProを回転させた時も、水平をキープしたまま撮影することが可能になります!
本体を回転させても水平を維持してくれます。
例えばネックマウントやリストマウントなど、手ぶらで撮影したいときに利用するマウントは、GoProの背面ディスプレイを見ながら撮影することができないので水平を保つのが難しいというデメリットがあります。
特にネックマウントは少し斜めに撮影されていて、家に帰ってから気づくといった残念なパターンがよくありました。
この機能はそれを解消してくれるのでずっと待ち望んていたアップデートでした。
ネックマウントについては以下の記事で語っていますのでよければ見ていってください。
②Max HyperSmooth
もともとGoPro HERO 7から「ブレた映像の撲滅」を目標に掲げ、「HyperSmooth」が開発されたという経緯があります。
あれから3世代のバージョンアップに加え、Maxレンズモジュラーが相まって、ジンバル不要といわれるほどの晴らしいブレ補正に仕上がったと思います。
ではこれまでのHyperSmoothと何が違うのか。
そもそもHyperSmoothとは、画角の一部を犠牲にすることでソフトウェアが高速で処理をしてブレを減らしているようです。
つまりHyperSmoothを利用すると画角が狭くなるという欠点がありますが、Max HyperSmoothはブレも画角も実現する最高のアイテムなのです。
③Max SuperView
GoPro10が撮影できる画角の全パターンは以下の通りです。(16:9の場合)
デジタルレンズ | HyperSmoothレベル | 角FOV(画角の広さ) |
---|---|---|
SuperView | ブースト | 121 |
SuperView | オン | 138 |
SuperView | オフ | 148 |
Max SuperView | 標準 | 155 |
画角の広さが155とは一眼レスでいう14mm相当なので、極限までに画角を広くしています。
これ以上広げると魚眼レンズのように左右が大きくゆがんでしまうので、最大限画角をした形になっています。
Max SuperViewを利用しない場合は「広角」という設定になり16mmの画角になります。
④Max TimeWarp
もともとある機能「TimeWarp」はGoPro HERO 10に実装されています。
タイムラプスという一定時間間隔で静止画をとり、順番につなげて動画のように流す技法です。タイムラプスビデオといいます。
TimeWarpはそのタイムラプスビデオとHyperSmoothの合わせ技です。
さらにMAX TimeWarpは一つ目に紹介した水平ロック機能との合わせ技です。
● ざっくりいうとこう!
・TimeWarp = タイムラプス + HyperSmooth
・Max TimeWarp = TimeWarp + 水平ロック
いろいろと複雑になりました(笑)
これまでのGoProの「ブレ補正」と「水平ロック」を掛け合わせたタイムラプスというわけです。
Maxレンズモジュラー装着時のオススメ設定
さて、ここまでは機能紹介をしました。次に具体的なGoProの設定項目です!
最高画質+広角+水平ロック
個人的にMax SuperViewは横の画角が広すぎて、少しゆがみが気になるため「広角」をあえて選択しています。
ここを「Max SuperView」にするもアリです!
● オススメ設定
・ RES|FPS → 2.7K|50
・ レンズ → 広角
・ Max HyperSmooth → 標準
この設定で東京ディズニーランドに行ってきましたので、作例としてご覧ください!!
まとめ
いかがだったでしょうか!
個人的に待ちに待ったMaxレンズモジュラーのご紹介でした!
これでGoProライフは現状最高レベルに快適になります。良ければ買ってみてください!
みなさんも快適なGOPROライフを!!
GoPro記事一覧!オススメ設定!
最後に、GoProの共通設定と撮影時の設定についての記事をご紹介して終わります。
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