この記事はこんなお悩みを解決します。
・Amazonの出品者登録ってそもそも何?
・自分の状況だったら大口と小口、どっちを選択すればいい?
・自分が納得できる選択をしたい!
・最初は小口出品で、後から大口出品に変更できるの?(→できます!)
Amazonで出品するためには、「Amazonセラーアカウント」の作成が必要になります。
ここでAmazon大口出品者登録と小口出品者登録の2択を迫られ、いざ作成しようとすると、
「大口」と「小口」とどっちがいいんだろう・・・
こんな心の声が聞こえます。笑
実際に行動してAmazonセラーアカウントを作成する人が、一番最初に疑問に思うテーマです!
この記事では、どちらかを選ぶ考え方とオススメの選択肢を書いていきます。
結論:どちらも正解(すべてはその人の状況と目的次第)
結論から書きます!
どちらも正解で、その人の生活状況やせどり目的によって異なります。
結論としては一つの目安で書くので合わせて詳細も読んでみてください。
・大口出品:継続的に仕入れと販売が可能で、確実に利益を出したい人向け。
・小口出品:数回試してみたい、軍資金が足りない、定期的に仕入れできない人向け。
Amazon大口出品者登録と小口出品者登録の違いはAmazonセラーの公式に書かれているので以下に抜粋しておきます。
また、登録時に迷わないようにAmazon自体が「こんな用途の人に適していますよー」と提案してくれているのでそれをご紹介します。
出典:以下Amazonセラー公式
確かに違いは分かったけどいきなりこんなこと言われても選べない!という方も少なくないと思います。
例えば、「毎月49点以上の商品を販売」ってかなり多いと思いませんか?「販売する商品が決まっている」人も多くないと思います。
この時点で小口出品一択なのでは?と思いますよね。
私の考えではAmazonの提案通りに選択するのはもったいないと思いますので経験を踏まえて書いていきます。
大口出品と小口出品の違い
こちらもAmazonセラーの公式ページにも書いてありますが、少し簡単にして書いておきます。
比較項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
コスト | 1商品につき100円 + 販売手数料 (何もしなければノーコスト) | 月額4,900円 + 販売手数料 (最低4,900円は毎月かかる) |
FBA利用 | 可 | 可 |
Amazonにない商品の登録 | 不可 | 可 |
追加カテゴリーへの出品申請 | 不可 | 可 |
便利ツール、レポートの利用 | 不可 | 可 |
検索結果の上位への掲載 商品詳細ページへの掲載 | 不可 | 可 |
APIを統合して出品効率アップ | 不可 | 可 |
独自の配送料を設定 ( 本、ミュージック、ビデオ、DVDのみ) | 不可 | 可 |
オンサイトの広告ツールの利用 | 不可 | 可 |
無料配送を含むプロモーション | 不可 | 可 |
アカウントに複数のユーザーを追加 | 不可 | 可 |
この中で判断のポイントとして効果的なのものは3点です。
人によって重視するポイントが異なると思うので、自分にあった判断基準を見つけてみてくださいね!
先にお伝えしておくと私は最初から大口出品登録をしました。
私が最初から大口出品で登録した理由
・Amazon出品を行う上で月10万円以上を目指す目標があった
・これまで私物をフリマアプリで出品から販売まで経験したことがある(売る自信が少しあった)
・実際に店舗に行って、どの程度の利益商品が購入できるのかを試算していた
コスト
そもそもせどりはお金を稼ぐ手段ですが、
お金を稼ぐために、お金なんか払えるかー!
と思う人も少なくないと思います。
確かに稼ぐ前から損しているような感覚になりますが、大口出品をしている人が多いのは事実です。それ以上に利益が出ているという事実もあるので初期投資として割り切るのも、お金稼ぎの第一歩かなと思います。
本業やプライベートもある、せどりの勉強や実践をするのも大変。
以下に当てはまる人は小口出品をオススメします。
・仕入れたことがない
・メルカリ等のフリマアプリでモノを売ったことがない
・どれくらいの利益が見込めるのかわからない
「無料で登録して見込みがあれば大口に変更したい」といった方も、
小口出品で登録した後でも大口出品へ切り替えることが可能です。セラーアカウントのメニューから簡単に変更できるので、判断できない人は小口にしておけば間違いないですね。
一方で、すでにせどりがルーティンになっているような方や、初期投資として割り切り(自分への戒め含む)として受け入れる本気度がある方は大口出品がいいと思います。
FBA利用(Fullfilment by Amazon)
FBA利用は小口出品でも大口出品でも利用です。
FBAとはAmazon倉庫宛に発送することで、その後の商品管理や注文処理、出荷、配送、配送後のカスタマー対応まで一貫してAmazonが行うサービスです。
仕入れた商品は、Amazonに発送することで、24時間365日、その後の購入者の配送や返品処理等まですべて対応してくれるものです。
また、FBAを利用しない「自己発送」という配送方法もあります。
主にFBAで禁止されているものが自己発送の対象になります。(リンク貼っておきます。)
出典:Amazonセラーセントラル
また、早めに販売したいときにも役立ちます。
FBAは「自宅→倉庫→商品登録→Amazonに掲載」といった流れで販売されるので3営業ほどかかることが一般的です。
トレンド商品で値動きが大きいものは自己発送のほうがメリットがあると言えます。
例えばペンやリップクリーム等、小さい商品は比較的自己発送のほうが利益が取れたりしますが、発送の手間がかかるといったデメリットもあります。
私は基本的にFBAがメインなので自己発送は利用していません。その代わり、Amazonで販売が難しいそうなものはメルカリ等のフリマアプリを利用しています。
検索結果の上位、商品詳細ページへの掲載
Amazonで商品を検索した時と、楽天市場で検索した時とで、違いがあるのがわかりますか?
実はこう違う!
Amazon:商品ページが1つに対して販売元が複数
楽天市場:販売元に対して商品ページが複数
楽天市場は分かりやすく、販売元のページから購入されればいいのですが、Amazonは異なります。
Amazonでは、「カートに入れる」というボタン(画像右上)を押して購入すると思いますが、そのボタンの下に書いてある販売元の在庫がカートに入ります。
他の販売元は右下のリンクをクリックすると一覧で表示されます。(画像真ん中)
「カートに入れる」ボタンを押したときに在庫が自分の商品になることを「カートを取る」とよく言われます。
検索結果の上位表示とはまさにこのことで、大口出品のほうが有利に表示されるということになります。
特に安い商品では、Amazonで買い物をするときにわざわざほかの商品一覧を見て購入する人は多くないと思います。
販売の機会を増やすという意味で有利に働くので大口出品のほうが効率的と判断できますね。
小口出品だと検索順位で不利になるため、例えば小口出品で売れ行き確認をしても大口出品の時と異なるということがご理解いただけるかなと思います。
まとめ:何かに迷ったときの考え方・・・
Amazonセラーアカウント、小口出品と大口出品の比較と選ぶ際の観点を整理してみました。
何かを選択しないといけないけど、すぐどっちにすればいいかわからない。
そんな時は、何がどう違うのかという理解をした上で、自分の基準との近いものを選ぶと納得感があります。
けど一番難しいのは、自分基準を定義してブレないことですよね。(笑)
人それぞれ考え方があるし、他の人がやっていることが正しいように見えてしまうことって結構あると思います。
この先たくさん選択することが出てくると思います。そのたびに選択して、もし失敗したら何がいけなかったのかを考えるのが効果的です。
誰もが最初から納得できる最高の選択をし続けるのは困難です。
すこしマインドっぽくなりましたが以上です。
楽しいせどりライフを♪
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